かれこれ20年近く、個人のウェブページはFreeStyleWikiで運用してきました。拡張機能の開発などで多くの経験も得られましたが、そろそろ別の仕掛けに移るべき時期が来たように思います。いろいろ調べて、しばらくscrapbox.ioに一部のページを移し、新しいコンテンツはそちらで整理していたのですが、いろいろ思うところあり、GitHub Pagesに移転することにしました。
FreeStyleWikiをやめたわけ
- Wiki記法が急激にマイナー化し、Markdown記法が台頭してきて、両方を利用するのがややこしくなってきた。
- 自分がPerlを全く書かなくなった。
Scrapbox.ioもやめたわけ
- 検索にひっかからない。
- 自動翻訳できない。
Scrapbox.ioは、Webページをよりダイナミックにし、複数人で、情報を同時にアップデートすることを目指しているようです。グループ内で利用するにはとても良いツールで、ひきつづき利用していきますが、個人のウェブページとして利用するには、上の二点は致命的です。
移転作業
FSWiki記法とScrapbox記法をMarkdownに変換するためのスクリプトをがしがし書いています。自分が使う文法はおおよそカバーしていますが、まだ不十分で改良中です。旧いコンテンツでは、画像が抜けていたりしますが、いずれ対処できる見込みです。
FSWikiにあった便利な機能
- 既存のページの題名と同じ文字列は(WikiWiki記法でなくても)自動的にリンクを生成してくれましたが、今はscrapboxでもMarkdownでもそのような機能はなくなってしまったようです。たぶんリンクがうるさいと思うようになったのでしょう。移行先のGitHub Pagesで使われているJekyllには、自動リンクの機能はなさそうなので、リンクを生成する部分は自作しています。
雑記 2019-08-23 —-