M5Atom Matrix
M5Stack兄弟の一番小さい弟、Atomが届いた。
印象
- とにかく小さい。幅と高さはM5StickCと同じ。
- これまでのM5Stackシリーズと違い、開腹される前提になってない。認証シールがケーシングの上箱と下箱にまたがって貼ってあるし、ネジでなくプラスチックの嵌合になってる。でも開けるのは簡単。
- 5x5 LED面自体が押しボタンになっている。出荷時にインストールされているソフトウェアでは、ボタンを押すとLEDの色が変化する。いままでにない使い心地。
- バッテリなし! でも、底面のピンを使って連結するバッテリモジュールがすぐに出てくるだろう。自分でバッテリケースを作るのも良いかもしれない。
- 磁石がない。姿勢センサーMPU6886は磁気センサーを内蔵してないので、磁石がついてても不都合はないはず(逆に言えばM5Stack Grayに磁石を内蔵してたのは謎)だが。これも自分で接着しちゃえばいいか。
- まだコードは書いていないけど、無線(Wifi/BT)があり、姿勢センサーがあるので、M5StickCに近い使い方ができると思う。
- そういやパッケージには本体しか入ってなかった。USB-Cのケーブルは別に調達する必要がある。
開発
- Arduino IDE用のライブラリは “M5Atom” という名前だった。つまり、M5Stack Atom Matrixではなく、M5Atom Matrixが正しい名前らしい。
- BoardのTypeはESP32 Pico Kitを選択。( https://www.youtube.com/watch?v=2f4biAfvC_M )
- 通信のビットレートを115200に。
- FastLEDライブラリを読みこむ。
- M5Atom用サンプル “button” をコンパイル。無事に動いた(出荷時の状態に戻った?)
- 同 “MPU6886” をコンパイル。IMUと温度計が動いていることを確認。
展望
- バッテリがないので、ケーブルにつなげて使わざるをえないけど、つないでいると向きを自由に変えられない。何かもっと大きくて重いものにはりつけて使うと便利な気がする。