ティーサーバ【英 tea server】(名)
コーヒー、紅茶などのカフェイン飲料を管理するサーバ。ボタンを押すとコップ一杯分の飲料が出力される。メールサーバ、ニュースサーバと並び、ソフトウェア開発に必須な3大サーバの一つ。国内では、無償サービスは永らく一部の計算機センターなどでローカルに行われているのみだったが、近年のパソコン、WSの高性能化に伴い、クライアントOS上でも徐々に利用できるようになりつつある。
Sunは、Java言語普及の一環として、大塚ベバレジ社、米Apple社と共同で100% Java Tea構想を打ち出し、各社OS向けに、Apple T Viewerと呼ばれるクライアントソフトウェアを供給している。また次期OSには上記クライアントおよび Java Tea Serverを標準添付するとともに、次世代機に標準で専用ハードウェア(蛇口のことと思われる)を装備する予定である。
Apple社は次世代OSに、SunのJava Tea Serverにミルクやレモン、フレーバーオプションを追加したApple Tea Serverを塔載予定としている。
Microsoft社はネットワーク上でTea Serviceを行うNT(Network Tea) Serverと称する意欲的なサーバ製品をすでに供給しはじめている。シアトル製のこの製品は、エスプレッソも出力できるため、一部マニアの間では熱狂的な支持があるといわれる。ただ、独自ネットワークプロトコルの輻輳制御が不十分なため、大規模なシステムで運用すると、お茶が届くころには冷めているという指摘があり、今後の改良が待たれる。